東京視察。UPDATE. 2008.9.05
先月、日経MJに無印の新宿店のオープンの記事が載っていたので、早速訪問。
今回のショップは、ここ限定でオーダー家具も扱うということで興味津々。
ちなみにここはデリ&カフェ。
ちょうどお昼時だったので、だんだんとお客さんも増えきました。
開放感があり、シンプルなデザインは無印の真骨頂。
そこに徹するという姿勢は、この新店舗でもブレることなく表現されてました。
オーダー家具も無垢板を使ったシンプルなデザイン。
ただ眠り屋としては、ここはあくまでもショールームで、一番大切な眠り心地を体感できる場でなかったことが残念です。
間違ってはならないのは、ベットという『モノ』選びではなくて、1日働いて疲れた心身を癒し、明日に向かって体調を整える継続的で重要な『回復の場』という『コト』選びということ。
いとしやはこの『コト』選びに徹します。
皆様にも、この『モノ』ではなく、『コト』のほんとうの意味を体感して気付いてもらいたい。
人から聞いたり、映像で見たりするのではなく、この『体感』という高度情報処理能力を私たちは持っている。
ところが、世の中には使わないとなくなるものがある。
この『感じる力』もそのひとつ。
使わないとどんどん鈍感になってくる。
インターネットに、通信販売、確かに簡単に情報や商品を手に入れることはできるが、私たちに本当に価値ある事は、やはり体感を通して手に入れてもらいたい。
便利にの上に寝っ転がっていると、大事な感性を失う可能性がある。
だからいとしやはリアル店舗にこだわる。
皆さんと目には見えない価値ある『コト』を共有してこそ、本当の意味で私たちの存在があると信じてます。
随分話が横道に反れたが、無印の商品発想にはとても共感する。
『無駄を削ぎ落として浮かび上がる美を求めるという日本人の精神文化を反映する』
素敵な言葉だ。
いとしやは眠りの世界を通して実行していきます。
眠り屋 店主