娘からの質問。UPDATE. 2008.8.30
昨日の朝。
新人のSさん「社長、さっき下の娘さんが、私のこと何か言ってませんでした?」
私「へっ、??? な、何て?」
Sさん「さっきたまたま何ですけど、『Sさんてほんとうに 猫じゃらしのこと知らんの?』って社長に訊いてたのを耳にしたんです。」
私「ああっ、そう言えば訊かれたなあ。」
Sさん「社長なんて答えたんですか?」
私「え~っと、・・・・・。」(思い出せない)
実は昨夜の歓迎・誕生日会の話のなかで、新人のSさんが『ねこじゃらし』を知らないということが子供たちとスタッフのなかで話題になっていた。
その時私はあまり気にも止めず、まただらだらと別の話題をしていた。
ほんの十数分前のこと。
確かに娘が私にそんな質問をしていた。
でも朝ばたばたしていて、あまり記憶に残ってない。
何たって、自分がその娘の質問に何て答えたかも思い出せない。(生半可な適当な答えをしていたと思われるが)
何で夕べ話したことを、また私に訊いたんだろう?
・・・・・。
ハッ! (ドキッ)
ドタバタドタバタ・・・・・(娘のところへ)
そして訊き直した。
私「さっき、『Sさんてほんとうに 猫じゃらし知らんの?』って訊いたよね。」
娘「うん。」(こっくり)
私「何で、訊いたん?」
娘「ほんとうに知らんかったら、見せてあげようと思って・・・・」
私「そうだったん。Mちゃんは優しいねえ。」
嬉しそうにはにかむ娘。
ふ~~~っ。(汗)
危ないところでした。
こんな大切な『親子のお互いの存在の意味』を感じ合う機会をスルーしてしまうところでした。
人との『絆』って、一時にまとめてできるものではない。
日常の些細なことのなかにある何か(想い)を汲み取って認めてあげること。
そしてそれを積み重ねたものが、お互いがかけがいのないことと認識できたときの心境を『絆』と呼ぶんだろう。
子供達の夏休みもあと2日。
Sさんが偶然、私達親子の会話を耳にしたのも神様からの私へのメッセージだったんだろう。(感謝)
スキンシップならぬマインドシップを続けていきます。
眠り屋 店主