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蕎麦打ちに弟子入り?UPDATE. 2008.8.27

ではなくて。
何を作っているのでしょうか?


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黒い粒状のものは、蕎麦の実の食べる中身をとった殻。
いわゆる『そば殻』です。
それを篩にかけ、ネットに入れて水洗い、そして蒸し器で蒸し上げる。
それを天日で乾かし、最後は布の袋に詰めて出来上がり。


そうです。
これは前回紹介した蕎麦の副産物としてのそば殻を有効に活用、枕を作って『昭和の町』のアピールに貢献しようというもの。


ただお土産的な枕は問題ないのですが、睡眠で使用する枕となると少し勝手が違うので、豊後高田市から大分県の産業技術開発室に打診があり、それから大分県立看護科学大学のK先生に依頼があり、先生から紹介されて私のところにもこのプロジェクトの参加要請が来たという次第です。


まずは、地元の『3たて』(引き立て、打ち立て、茹でたて)の蕎麦を食べながら、『昭和の町』の蕎麦プロジェクトの位置づけや、現状の数字や今後の方向性等を把握。
そのあと、実際に作っておられる地元の奥様方の生産現場を視察。
これぞ手作り、奥様方がひとつ一つ丁寧に作っておられました。
自分の知る工業社会(生産性最優先主義)では、もう見る事がない何か温かいものを感じました。


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その後、豊後高田市役所会議室にて1時間程の勉強・検討会。


現在の寝具市場でのそば殻枕の状況や、枕の基本的な知識、サンプル品の改善点、商標や実用新案などの手続きの事等熱く語り合いました。
そんな中、生産者の皆様の地元を愛する想いみたいなものをひしひしと感じ、私でお役に立てる事は、できる限り何でもしてあげようと思いました。
今後また検討を重ねて、食べるお蕎麦とそば殻枕が豊後高田市『昭和の町』の名物にならんことを祈っております。


眠り屋 店主

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