神様・仏様UPDATE. 2008.8.17
お盆休み、久々に家族と日帰り旅行。
姉夫婦が延岡に住んでいるということもあり、そこから1時間の距離の神々の里『高千穂町』ヘ。
高千穂峡は以前行った時にとても涼しかった印象があったので、今回もゆっくりとひと涼みと思っていたが、とんでもない。
今回は腰を痛めていた義理の父を車椅子に乗せて巡ろうとしていましたが、まず駐車場がいっぱい。
えらい遠い駐車場へ止めて、そこからシャトルバスでということ。
幸い、姉夫婦と両親は近くの駐車場に止められたが、私達は結局シャトルバス。
当然ながら、高千穂峡も人だらけ、乗ろうと思っていたボートは3時間待ち。(日が暮れるっちゅうの!)
これもあきらめ、楽しそうにボートを漕いで涼んでいる人達を 上から目線で見て、自分達も涼んだ気分になることにしました。
一応この『上から目線』ぐらいはさせて頂かないと、凹みますわ。
さらに駐車場に戻ってくると、隣の車のカップルの兄ちゃんが駐車場係の方に荒い口調で文句を言っている。
どうやら、「オーライ、オーライ」の誘導にまかせてバックしていたら、ポールに後ろのバンパーがぶつかって傷がついてしまったらしい。
見ると確かに小っこい傷が。
お兄ちゃんが「ワーワー」言ってる横で彼女は終始無言。(神様も見ているのに)
まあ車は下ろしたての新車のようで、ゴッツイ4WD車、しかもピッカピッカの白。
気持ちはわからんでもないが、彼女とのこれからの時間を大切に思うなら駐車場係の人にこう言ってやろう。
「あんたらも朝早くからこの暑さの中やっとるんやろ、大変やな。御苦労さん。まあ1年も走ればこれぐらいの傷はつくからな。これからは気をつけて誘導してやってな。」
そして彼女に、「ごめん。待たせたね。じゃっ、行こうか。」って目で合図して一緒に行けば『株』ズゴーンと急上昇だったろうに。(もったいない)
その車にどんな想いがお兄ちゃんにあったか詳しくはわかりませんが、その~、本来どんな道を走る4WD車なん?え~やんそのくらいのチッコイ傷。駐車場係の人汗びっしょりかいてやってんのに・・・。
車にあまり執着のない私はこんな感じです。
高千穂峡では涼をとることはできなかったので、せめて最後に家族で 冷たい視線を送ってその場を後にしました。(冷っ)
しかし、何て言うか『物』に執着し過ぎ、自分のことしか考えてない人多過ぎ、これじゃ世の中荒みます。
ただ良いことも。
それを見ていた二人の娘達にはいい反面教師になったことでしょう。
絶対こういう男を「お父さん、実は・・・」なんて私に紹介してくれるな!(父)
次に『天岩戸神社』へ参拝。
最後に天照大神が天岩戸にこもられた時に、八百万の神々が集まって神儀をされたという天安河原で、今後の大杉家のあり方について家族会議。
やはり、薄暗い洞窟の中はひんやりとして、まわりには無数の石が積み重ねた塔があり、その神々しい雰囲気は、ここで神様達があの伝説の会議をしたのも頷けさせるものでした。
たまにはこういう空気に触れることも大切ですね。
神様ありがとう。
帰宅後、今度は仏様をお迎えに行きました。(チ~~~ン)
眠り屋 店主