睡眠への関心が日を追うごとに高まる中で、産・官・学での睡眠研究が盛んに行われるようになり、着実に成果を上げているらしい。
眠り屋店主にとっては、顔がほころぶことである。

先月の１６日、東京・港区の松下電工東京本社で開かれた『ねむりフォーラム』ではこんな興味深いテーマで講演やパネルディスカッションがされたようだ。（そろそろ寝具業界だけでなく、松下電工やエスエス製薬のような大手企業も睡眠市場に注目しているようです。）
それもそのはず今回の『ねむりフォーラム』のテーマは

『子供と睡眠ー脳の力は眠りで決まる』というもの。
昔から「寝る子は育つ」といわれてきたが、何が育つのか、その一つは「カラダ」、もう一つは「脳の力」ということだ。

特に最近の研究では、眠りが記憶の定着や感情のコントロール などに重要な役割を果たしていることがわかってきた。
「脳に対する睡眠の役割」「睡眠と記憶・学習の関係」など、眠りが子供の脳の健康な発達に果たす役割について紹介された。

当然ですが、睡眠環境コーディネイターの眠り屋店主にとっては常識である。
身体の疲れを取る為に、質の良い眠りが必要なようであるが、実は、本当は、眠りは脳の活性化にとって大事な行為なのである。
今日もぐっすり自分の脳の為に眠ろう。

眠り屋　店主

text=アフター９のリラックス いとしや