NHKのど自慢のバンドのように・・・UPDATE. 2019.12.14
こうありたい!
先日、NHKの番組『サラメシ』を観ていたら、その日のランチの主役は、NHKのど自慢のバック演奏のドラムの方でした。
そう言えば、このデジタルのご時世、あの番組だけは、ず〜っと変わらずアナログ感バリバリあるなぁ〜。笑
そのドラムの方が言うには、後ろから歌っている人たちを見ていると、その人生を見ているようだと。
老若男女、超上手な人もいれば、笑わしよんなぁ〜という、歌詞やメロディーはどうでもいいと言う我が道を行くようなお方々。
かたや、「二人は若い」を手を繋いで楽しそうに歌う微笑ましい老夫婦。
それぞれのこれまでの、もしくはこれからの人生が、その舞台の上の歌う姿にある。
その姿を後ろから見ながら、その人たちの人生に寄り添うように、演奏する人達。
カラオケのような正確なデジタル音源は、いくらでもあるだろうに、あえて生演奏にこだわる姿勢。
でも、この演奏家たちは、その人その家族の気持ちに寄り添い、この舞台が一生の素晴らしい思い出になるように、キーを変え、リズムを変え、音量も変え、歌う方に合わせることに徹する。
ああ、これぞ、演奏のプロフェッショナル!
AIには、できないだろうなぁ〜。
私たちの接客スタンスもこうありたいものです。
そこには、物を買う以外の価値があるから・・・。
眠り屋 店主