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いとしや共感者の皆様へ是非・・・UPDATE. 2009.2.09

私のこのブログを読まれている皆様だからこそ、是非おすすめしたい講演会があります。
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来る3月7日(土) 18:30~20:30(開場18:00~)
場所 大分市コンパルホール1F文化ホール
入場料 前売り¥1000(当日券¥1500)
講演されるのは『日本熊森協会』森山まり子会長
といっても、知らない方も多いと思います。


私がこの講演会を多くの方におすすめすることの経緯を申しますと。
2年程前、スタッフのGさんが「社長に是非聴いてもらいたいCDがある」と2枚組のそれを持ってきたのです。

「何これ?」
『日本熊森協会講演会』とマジックで書いてある。
想像するに、「どこやらの自然保護団体の講演かな?」って。


確か、「今度時間がある時に聴こう」程度で、特に強い関心を持たなかったように記憶しております。
数日後、福岡に出張の際、行き帰りの車の中で聴いてみた。
聴く前は、野生の熊や森を守るために、データを中心に学者風の方が穏やかに語り、聴いてると眠くなる?といったイメージでしたが。 


全然違いました!
5分も経たないうちに、その話にドンドン引き込まれていったのです。
途中、胸が詰まって涙が出てしまう程でした。(高速道運転中で危険でした。)
講演会のCD聴いて、こんなにグッときたのは生まれて始めてでした。
聴いた後は、心が何かに突き動かされます。
そこには私が予想もしない驚愕の事実が語られてました。

今日本の森が悲惨な状況にあること、そしてこれは間違いなく私達大人が自分達の子孫に負の遺産を遺そうとしていること。
主人公は兵庫県の中学生達。
1992年、一人の女生徒が、ツキノワグマが絶滅に瀕していることを伝える新聞記事を持ってきました。
この記事によって、日本の奥地の広大な森が大荒廃していることを、私達は知りました。
えさ場を失い、お腹をすかせて仕方なく森から人里へ出て来ては、次々と有害獣として射殺されてしまう、クマなどの大型野生動物たち。


彼らを絶滅から救おうと、中学生たちは立ち上がりました。
そして、豊かな森を失い滅びようとしているのは、クマだけでなく人間を含めた全生物であることに気付いたのです。


「ぼくら寿命まで生き残りたい」
生徒たちは行動を開始し、猛勉強を始めました。
この協会の設立経緯やその後の活動からは、本来私達大人が、親が示すべき『学びのあり方(姿勢)』が伝わってきます。
次代の子供達のために、私達大人が今からやるべきこととは何か?!
そして企業人として、今生活者に支持される企業とそっぽを向かれる企業。企業経営の根底に流れる『あり方』を生活者が無意識に感じ取るまさに感性の時代がやってきました。きっと次代にその存在を望まれる企業のビジョンが、経営者の皆様の脳裏に映し出される機会となるでしょう。


チケットはいとしやでも販売してます。
スタッフまでお声掛けください。
最後に森山会長からのメッセージです。


今こそ私達は、自分達が持っている力と責任を自覚し、子供たちのために、すべての生き物たちのために、自分の感性を信じ、勇気を出して声を上げ、動いて行こうではありませんか。社会の価値観や倫理観を作っていくのは、学者や行政でもなく、わたくしたち一般国民の純粋な思いです。
強者が弱者を殺して問題解決する時代はもう終わりにしましょう。21世紀は、他者への共感、思いやりでもって問題解決していく時代でなければなりません。そうでなければ、わたしたちは、わたしたちを生かしてくれている豊かな自然を失い、あたたかい人間社会をも失い、滅んでいくしかありません。


眠り屋 店主

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