ディスプレイを変える。UPDATE. 2008.9.21
先日、ラグの展示スペースの壁のディスプレイを変えてみました。
ラグのカットサンプルを壁に飾るって感じにしてみました。
一番こだわったのは、どうやって吊るすかってこと。
候補は2つ。
テグス(釣り糸)で存在感をなくすか、それともアルミのワイヤーで逆にさりげなく可愛い感じにするか。
※ワイヤーの素材もいわゆる針金ではなく、ステンレスでもなく、うちのお店にはこのアルミの鈍い輝きと手で曲げられるやさしい柔らかさが合うんです。(店主の勝手な思い込みのようですが)
最終的には、アルミのワイヤーを選択しました。
で、こんな感じに!
実はこの壁、数年前に自分達で白く塗ったんです。
※塗料は友人の設計士おすすめのドイツのこだわりの自然塗料なんです。
実はこの塗装作業ちょっとあまくみてたら、けっこうきついものありました。
廊下の端から端までひたすらローラーを使って手で塗っていきます。
今回の壁の部分は終わりの方で、もう腕がプルプルしてたときなので、けっこうムラがある。
このド素人が腕をプルプルさせながら塗った壁のムラに違和感のないディスプレイとは?
細かいですが、ホント細かいですが、私的にはこの『くねり』が何ともいい感じなのです。
これも私にとっては、わざわざ御来店頂いた大切なお客様をもてなす方法の一つなのです。
人間って顕在意識を越えたところでもいろいろなことを感じていますからね。
『???』ってお思いの方もいらっしゃるでしょうが・・・・。
こんなところまでこだわるから、いとしやの独特の空気ができていくと、信じて(自己満足にふけって)おります。
眠り屋 店主