つかのまの非日常UPDATE. 2008.5.09
昨日外出の途中で、カフェに立ち寄った。
そこはうちの長年のお客様が自分の夢を形にした素敵なカフェ。
先月中旬にオープンしたばかり。
早く行ってみたいと思っていて、近くに用事があったついでに伺わせてもらった。
大分川の土手から少し下った、まわりは田んぼののどかな場所。
控えめで穴場的な立地。
お店を覗くとHさんが忙しくご自慢のシフォンケーキを焼いていた。
ゴールデンウィーク開けということもあり、幸いお客は私ひとり、貸し切り。
しばしオーナーのHさんとお話して、お店のロゴを描いてくれたというアーティストの方の作品集を手にアイスコーヒーを頂いていた。
少々お疲れ気味の私にとって、心地良いほったらかし具合が、なんとも癒され、お店の方の繊細な気遣いを感じる。
作品集のページをゆっくり捲る。
眺めながら、喉を潤す。
自慢のシフォンケーキを運ぶ。
そしてまたページを捲ろうとした瞬間、
捲ってくれたのは、開け放たれた店の入り口からテラスにぬける穏やかな初夏の風でした。
こんな経験もう何年もしてないような・・・・。
子どもの頃、夏休み、祖母の家の縁側で読書感想文を書くため本を読んでいた。
読み疲れて、寝っ転がって、その脇に置いた本のページが風でパラパラと揺れていた光景を思い出した。
・・・・・。
やはりたまには人間社会の『損得』・『善悪』関係ない自然を感じる、こんな時間が必要だな。
Hさん感謝です。
お近くの方は是非!
『Sally Garden』
眠り屋 店主