美意識の高い日本女性UPDATE. 2007.10.18
『美意識は高いのに睡眠不足の人が圧倒的に多い』
NHK国民文化研究所が行った睡眠時間に関する調査結果で、今の日本人は子供から大人まで睡眠が足りてない人が多いことがわかった。
なかでも40~60代の女性の睡眠時間は7時間に満たず(平均がこの時間なので、なかには5時間に満たない人も少なくない)、同世代の男性よりも眠っていない状態です。
日本女性は世界の中でも美意識が高いと言われますが、睡眠が足りてない分、きれいになるためにに多くの努力を要していると考えられます。
だから、もっと質の良い睡眠を取れば今程の努力をしなくてもきれいになれるし、努力をした分だけもっと結果がでやすくなる可能性があるといえます。
『肌細胞の代謝に欠かせない成長ホルモンは睡眠中に分泌される』
睡眠中は日中よりも表皮の血流量が増え、さまざまなホルモンが分泌されて新陳代謝が促進されます。
そのひとつ成長ホルモンは、脳下垂体前葉から分泌されるホルモンで、成長作用や、皮膚細胞や筋肉を構成しているタンパク質の合成を促す働きがあり、入眠後1時間程で訪れる徐波睡眠(脳を休ませる深い睡眠)を機に、効率よく分泌されます。
また、副腎皮質から分泌されるコルチゾールは、日中のストレスに対抗するホルモンで、血糖値の維持や抗炎症、免疫促進などの働きがあります。
コルチゾールは睡眠中に作られ、朝方に分泌量が高まり、覚醒後のストレス解消に役立つ他、シミや湿疹などの皮膚トラブル解消にも影響します。
睡眠不足になると、こうしたホルモンの影響を受けられず、細胞の回復も代謝も鈍ってしまうため、肌はもちろん髪や爪も老化が進んでしまうのです。
つづく
眠り屋 店主