小鳥屋のご主人に教えてもらったコトUPDATE. 2007.4.24
今月下の娘の誕生日にせがまれて、我が家へやって来たシナモン文鳥。
去年、それまで飼っていた白文鳥を事故で亡くして悲しい思いをしたので、文鳥の話題は何となくお互い避けていた感じでした。
下の娘もその時はかなりショックだったようですが、今回はまたケロッとしたようすでかなりねばられたので家族会議の末、飼う事になりました。
以前は衝動的にホームセンターのペット売り場で買ったのですが、今回は小動物(特に小鳥)の専門店で買う事にしました。
(前一度電話で相談した時に、とても丁寧でわかりやすく説明してくれたので。)
お店に行くと奥様がひとりでいらっしゃいました。
小さなお店ですが、お店の方のこちらへの心遣い(どうぞ、ゆっくり見てくださいね。それとプロとしての自信みたいなもの)が心地良く伝わって来ます。
途中でご主人も帰っていらっしゃいました。
15分も見ればほぼ見てしまう小さなお店。
「じゃーそろそろ決めようか」とお店の方に声を掛けてから、なんと1時間、通常の餌のやり方やアフターフォローの体制、小さな動物を飼う時の飼い主の心構えや事故を防ぐ知識等々熱く語って頂きました。
そして万が一事故が起こってしまったときの『子供の感情への対応の仕方』を聞いた時には、「あー、早く知っておけば良かった。やはり専門家は違うなー。深いなあー。愛があるなー。」って感じ、自分の仕事への『あり方』を振り返るとても良い機会となりました。
動物を飼うという人間の身勝手な行為を戒め、命や感情の大切さを教えて頂きました。
このご主人、自分が命を売ることを商売としているだけに、強い責任感と動物が本当に好きなんだなーって感じました。
私も仕事の内容は違いますが、仕事のあり方ではこのご主人ととても共感できます。
やっぱりプロは『モノではなく、コトを売る。』これでなくちゃね。
そして小鳥を持って帰る紙箱にはこんな言葉が、
『小鳥を愛する人は心優しいひと』。
娘たちも小さな繊細な命を大切にできる優しい女性になってもらいたいと願います。
眠り屋 店主