美しい艶UPDATE. 2015.4.01
先日、北の住まい設計社のダイニングセットとカップボードを配達に伺ったM邸。
そこで、3年前にご購入頂いた、ダイニングチェアと再会しました。
オイルフィニッシュの家具は、年月とともに美しく変化します。
しかしこれほどまでに美しく変わったものを見るのは、久しぶりでした。
同じの樹種とは思えません。(左が新品、右が3年前に購入)
もちろん、ここまでなるには、ご主人がお手入れをしながら、大事に使っていただいたからだと思います。
物は生きています。
使う人の心を表すと言うこともできます。
その心のままに、変わって行くのですね。
また、いいものを大事に使いたいという使い手の心を受け止めてくれるのも、本物だからこそと思うのです。
これは実際に使った人、お手入れをやったことのある人にしかわからないことかもしれませんが、物が豊かになった現在、多くの方が探しておられるのは、物に愛着を持つことのできる自分ではないのかなと思います。
これからも、いとしやを訪れてくれた皆さまに、心の豊かさへ繋がるご提案をして行きます。
眠り屋 店主