美を感じる脳の部位発見UPDATE. 2014.11.23
昨日の大分合同新聞の夕刊に、その記事が載っていました。
人が絵画や音楽を「美しい」と感じたとき、脳の一部の血流量が増加する。
英ロンドン大神経生物学研究所の石津智大研究員のチームが、米専門誌などに発表した研究結果が注目されている。
この部位はうつ病や認知症などの疾患で活動が落ちるとされ、石津研究員は「『美』によって活性化させる手法は、医療の分野などで生かせるのではないか」と期待する。
人間は美しいと感じた場合、美しくないと感じた時と比べ、前頭葉の一部にある領域で血流量が増加し、働きが平均で約35%活発化する共通性があることを確認。
美しいと強く感じるほど、活動量も増えることが分かった。
また、音楽も同様のデータが得られた。
なるほど、やはり人間の脳にとって、美しいと感じる刺激が必要なんでしょうね。
この8日間、アートギャッベをめくる度に、私の脳の血流量は増えていたんだと思います。
人が、人間らしく本当に豊かに暮らすことの意味を、脳科学が実証しようとしているようです。
これからもいとしやではそんな『美』を感じることのできる環境や機会を大切にしてゆきたいと思います。
眠り屋 店主