睡眠の社会性UPDATE. 2017.5.04
この業界が、睡眠の環境に注目するようになった!
アスリートが自分のポテンシャルを引き出すために、グローブやスパイク。バットという道具が自分のパフォーマンスに最適化どうかを慎重に選び大切に使う(活かす)ように、全ての人に眠りがもたらす日中のパフォーマンスの質的向上のために、もっと丁寧に眠る環境を整えてもらいたい。
生きる上で眠らない人はいない。
人はよりよく生きるために眠る。
睡眠の質は、個人レベルのことではない。
当然人の集団からなる社会にも、一人一人の小さな眠りの質は、集まれば大きな影響を与える。
具体的には、国や地域の『平均寿命』や『健康寿命』が変われば、そこの環境や経済、教育などのあらゆることに影響が出るだろう。
そう考えると、個人の健康は、その人の個人のことに留まらず、一番身近では大切な家族、職場の仲間、地域の人、日本国民の未来に影響する。
大分県も健康寿命日本一を目標に掲げ努力をしています。
ただ、具体的な目標に『食事』と『運動』が挙げられているのいですが、『睡眠』がないのが睡眠健康指導士としては残念です。
そして大きな目標は、小さな成功の積み重ねによってしか成り立たないことを、しておいて頂きたい。
一番大事なことで、しかもとても難しいことは、お一人お一人の意識改革。
目的は?
眠るための道具選びの基準を、『自分のためだけでなく、大切な人のために』と、基準を置き換えて頂ければ、その見え方も変わってくると思う。
『何を買うかではなく、何のためにそれを買うのか?』
いとしやがご提案する眠りの環境に浸って(体感して)頂きくことで、お客様の睡眠に対する意識がポジティブに変わって頂けることを願っています。
そのことを、これからも真摯に伝える店でありたい。
眠り屋 店主
この記事を書いた人
大杉 天伸
睡眠環境診断士 睡眠環境コーディネーター 睡眠健康指導士昭和40年11月1日大分県佐伯市に生まれ。高校を卒業後上京。大学を卒業後、大手家具専門店(大塚家具)に入社。ここでインテリアの基礎知識と経験を4年半積む。1992年寝具店の家業を継ぐため帰郷。2年後あるメーカーさんを通じ不思議な魅力を持つエヴァンジリストという肩書きの小阪裕司先生と出逢う。この運命の出逢いが、いとしやのビジネスモデルの原点。1996年『布団屋』から『眠り屋』へというコンセプトで大分店オープン。
- 日本睡眠環境学会『睡眠環境コーディネーター』
- 日本睡眠環境研究機構より『睡眠環境診断士』
- 日本睡眠教育機構より『睡眠健康指導士』
- ドイツで行われる寝具と家具(ベッドマットレス)の国際見本市を毎年視察継続中。
- 大分放送(OBS)ラジオ『快適睡眠のすすめ』パーソナリティーとして毎月出演中。
- これまでに、メディア(TV・新聞・情報誌など)取材、産業界・官公庁・学校・自治会などでの講演の実績も多数。