朝型生活と眠りUPDATE. 2019.6.02
朝型生活に変えるタイミング
もう直ぐ夏至。随分日が長くなってきました。
私たちは、起きている時間だと、太陽が沈む時間が遅くなったということはわかるのですが、同時に日の出も早くなっていることには気付きづらいです。
そこで、今の時期(夜明けが早い)このタイミングで、朝型の習慣を身につける方法を伝授したいと思います。
早起きは三文の徳
多くの方が、朝型習慣に多くのメリットがあることはご存知だと思います。
例えば、どんなことに徳(得)するか?
・朝ごはんが美味しく食べられる。(1日のスタートに栄養補給は大事です。)
・1日の段取りがスムーズ。(時間的な余裕があるので、午前中に集中できる)
・早く出勤すれば、渋滞がない。(イライラしない。燃費UP。事故率減)
・朝の清々しい空気の中で、やる気が出る。(日の出には、目覚めのパワーを感じます。)etc
他にもたくさんあると思うし、実感もされていることでしょう。
毎日積み重ねて行くと、5年後10年後には、大きな差になっていくでしょう。
でも、そうとわかっていながら、できないのは何故か?
早起きが苦手な人は、早寝が苦手。
一時的な早起きはできても、習慣化するには、早寝が肝心なのです。
要するに、睡眠の量と質を確保できなければ、早起きは習慣化できません。
だから、早起きを習慣化するには、早寝の準備が大切です。
準備は、2つの要素があります。
ひとつは『睡眠環境』、もうひとつは『眠る前の習慣』。
今回は、眠る前の習慣における10のポイントをご紹介しておきましょう。
①理想として、夕食は眠る3時間前に終わらせる。
②眠る2時間前にリビングルームの照明を少し暗くする。(もしくは、電球色に変える)
③音にも注意。騒音・雑音はできるだけ避ける。
④眠る2時間前のパソコンは極力避ける。
⑤入浴で温まり過ぎない。
⑥眠くなってから、ベッドに入る。
⑦寝室・ベッドにスマホを持ち込まない。
⑧ゆっくりと呼吸する。(鼻から吸って、口からゆっくり吐く)
⑨軽い運動(夕方の散歩程度)
⑩発想を変えて、早起き早寝の順番にする。
以上のポイントを一気にやろうとせず、できることからひとつひとつ少しずつ試して、早起きのその効果を実感できることを願っています。
眠り屋 店主
この記事を書いた人
大杉 天伸
睡眠環境診断士 睡眠環境コーディネーター 睡眠健康指導士昭和40年11月1日大分県佐伯市に生まれ。高校を卒業後上京。大学を卒業後、大手家具専門店(大塚家具)に入社。ここでインテリアの基礎知識と経験を4年半積む。1992年寝具店の家業を継ぐため帰郷。2年後あるメーカーさんを通じ不思議な魅力を持つエヴァンジリストという肩書きの小阪裕司先生と出逢う。この運命の出逢いが、いとしやのビジネスモデルの原点。1996年『布団屋』から『眠り屋』へというコンセプトで大分店オープン。
- 日本睡眠環境学会『睡眠環境コーディネーター』
- 日本睡眠環境研究機構より『睡眠環境診断士』
- 日本睡眠教育機構より『睡眠健康指導士』
- ドイツで行われる寝具と家具(ベッドマットレス)の国際見本市を毎年視察継続中。
- 大分放送(OBS)ラジオ『快適睡眠のすすめ』パーソナリティーとして毎月出演中。
- これまでに、メディア(TV・新聞・情報誌など)取材、産業界・官公庁・学校・自治会などでの講演の実績も多数。