眠り屋が売っているもの?UPDATE. 2018.8.18
眠り屋としてのあり方
そこはどんな場?
現実の店舗は、文字どおりリアル。
そして、ライブ。
嘘やごまかしができません。
お店でしばらく時間を過ごせば、お客様は扱っている商品の情報だけでなく、その感性で接客や展示方法、メッセージ(ポップ)、ロケーション(お店の周りの環境)、サービス(してもらえる事)、もしくは絶対してもらえない事等から、いろいろな膨大な情報を、顕在的もしくは潜在的に、きっと感じて帰られるでしょう。
Don’t think,feel.(考えるのではなく、感じて頂きたい。)
身体全体五感を使って得た情報からは、損か得か、便利か不便かという刹那的で左脳的な『物』選びの基準だけでなく、好きか嫌いか、ワクワクするかワクワクしないか、心地良いか心地良くないか、共感するか共感しないか等の、お客様の暮らし方の根本的な価値観に重なるかどうかの基準が見えてくると思います。
この感性の基準が、人生における幸福感や心の豊かさに通じていますよね。 🙂
お客様の五感が本当に求めている喜び。
私達は、その喜びを大切な人と共有できる空間を、常に創造し続けていきます。
近くて、便利で、都合のいい店ではございません。
それでも、お客様にはわざわざですが、ご来店頂きたい!
そこには体感という眠り屋のあり方としての真実の瞬間が存在します。
お客様の感性のレベルで、気付き方も違うと思いますが、きっといとしやでの非日常の体験から、日常の大切なことが、ストンと自然に落ちてくると思います。
深く心地よい眠りは、人生の質を上げます。
もちろん健康に生きるために人生があるのではなく、人生をより充実させるための最初の大切な条件として健康があるのでが・・・。
『本当に価値あるお金の使い方は、お金で買えないものを買うこと』と心得ます。
いとしやはお客様に、そんなことを感じて頂けるライブの舞台でありたい。
いとしや 店主
この記事を書いた人
大杉 天伸
睡眠環境診断士 睡眠環境コーディネーター 睡眠健康指導士昭和40年11月1日大分県佐伯市に生まれ。高校を卒業後上京。大学を卒業後、大手家具専門店(大塚家具)に入社。ここでインテリアの基礎知識と経験を4年半積む。1992年寝具店の家業を継ぐため帰郷。2年後あるメーカーさんを通じ不思議な魅力を持つエヴァンジリストという肩書きの小阪裕司先生と出逢う。この運命の出逢いが、いとしやのビジネスモデルの原点。1996年『布団屋』から『眠り屋』へというコンセプトで大分店オープン。
- 日本睡眠環境学会『睡眠環境コーディネーター』
- 日本睡眠環境研究機構より『睡眠環境診断士』
- 日本睡眠教育機構より『睡眠健康指導士』
- ドイツで行われる寝具と家具(ベッドマットレス)の国際見本市を毎年視察継続中。
- 大分放送(OBS)ラジオ『快適睡眠のすすめ』パーソナリティーとして毎月出演中。
- これまでに、メディア(TV・新聞・情報誌など)取材、産業界・官公庁・学校・自治会などでの講演の実績も多数。