夏を乗り切る昼寝のススメUPDATE. 2011.8.16
お盆休み中ではありましたが、OBSラジオの生放送のためスタジオに行ってきました。
今回は日本人が持っている『昼寝』に対するマイナスイメージを払拭するのがミッション。
それには、正しい目的とルールを知っておく必要がある。
それと一般的な『昼寝』と、ここで提案する『昼寝』の受け止め方の違いがある。
間違わないでもらいたいこと、ここでの『昼寝』はあくまでも脳の休息を意味する。
グ~グ~スヤスヤ の眠りではない。
だから、意識の無くなる眠りでなくてもOK!
まず目的だが、
- 脳に休憩時間を与え、1日の後半の活動効率が下がらないようにする。
- 夜の眠りの質を高める。
以上2点。
そのルールは、
- 13時~15時の間にとる。(16時以降は夜の眠りの質を悪くする)
- 必ず15分~20分でタイマーをかける。(30分以上は逆効果)
- 寝る前にコーヒー等のカフェインを飲む。(カフェインは飲んで20~30分後か ら作用するから、目覚めたときスッキリ)
- 完全に横にならない。(リクライニングシートで45度ぐらい傾ける。机にうつぶ せてもOK)
- 本当に寝なくてもいい、静かな場所で目を閉じるだけでも・・・。(目的は脳への 情報を断つことなので)
昼寝(脳の休息をとること)の実践例 福岡県久留米市の進学校『明善高校』、昼寝の時間を取り入れてから、進学率アップ、難関大学への合格率アップ、さらに午後の部活での怪我が減った。
(久留米医大との連携による調査結果)
疲労した脳では、集中力・判断力・記憶力・洞察力・行動力等が低下する。
それを無理して続けるより、たった15分の脳のリフレッシュ時間をとった方が絶対に後半の能率は上がる。
是非、この感覚を実感してみてもらいたい。
但し、まだ世の中的には受け入れてもらえる受け皿が不十分な環境もあるので要注意。
オフィスとかで、脳の疲れを感じたときは、うつぶせになって、背中や後頭部に必ずこの張り紙を!
『ただいま15分間、脳の休憩中。後半まだまだやるぞ~!』
※しかし、もしも上司に怒られたなら・・・・、それは日頃の人間関係性に因る。